オレンジ色の光束ねて
眩しかった。
間違いなく今までで一番眩しい瞬間だった。
広いステージの上で輝く6人の姿、キラキラが舞う会場いっぱいに広がる6色の光。どこを見ても眩しくて、どの瞬間を切り取ってもキラキラしてて、泣きたくなるくらい幸せだった。
今回のSpring Paradiseを通して、これまで夢にまで見た喜びと幸せを感じた。それと同時に今までのいろんな感情が駆け巡ったの。それを今このタイミングで整理したくてこのブログを書き始めた。言葉にするのはすごく難しいけど、今私が感じていることをそのまま書けたらいいなって。
"美 少年 の 浮所飛貴くん"のファンでいるということ
「好き」の形は人それぞれ。
当然、人によって応援スタイルは違うし、「好き」を感じるタイミングも、熱量も、どんな形の「好き」を抱えてコンサートに来ているのかも一人ひとり違う。
「好き」に正解なんてないんだよね、きっと。
私、浮所くんが好き。
初めてそう思った日から4年ほど経った。
今までたくさんの「好き」を感じてきたけど、「浮所くんのことが大好き!」って一番思う瞬間は、浮所くん、今幸せそうだなあって感じられた時なの。
浮所くんの幸せがまさに私の幸せに直結してて、応援し始めた時から今の今まで浮所くんの幸せを願わなかったことなんてなかった。
どんなときも浮所くんの幸せを願ってきたからこそ、これまでしんどいこともたくさんあった。
好きになったばっかりの頃は東京B少年もまだ未熟で、YouTubeやコンサートで浮所くんが空回りしてるように見えることも多々あったし、耳を塞ぎたくなるようなことを言われる時期もあった。そんなとき、なんで浮所くんはこんなに頑張ってるのに上手くいかないんだろう、浮所くんが置かれてる環境が悪いんじゃないか、ってそう考えてしまっていた。
浮所くんが置かれてる環境、つまり美少年のことであって。美少年のメンバーは大好きなはずなのに、美少年というグループ、美少年がこの6人であることにこだわることができなかった。これまで10年近くジャニーズJr.を応援してきて、成功したグループ、悔しい思いをしたグループ、色んなジャニーズJr.を見てきたからこそ色々思うことがあって。売れるためなら美少年に新メンバーが加入してもいいと思ってたし、浮所くんが選抜なり加入なり他のグループで輝けるなら最悪それでもいいと思ってた。
そう考えてしまう瞬間が今まで浮所くんを応援してきた中で一番しんどかった。
もちろん常にそんなことを思ってたわけではなくて、美少年がこの6人でよかったって思うタイミングは今までたくさんあった。浮所くんがこのまま5人と幸せになってくれるのが一番だった、けど、やっぱりどこかモヤモヤしてしまうのは、このままで本当に大丈夫なのかなあっていう少しの不安が残ってたからだと思う。
その少しの不安が完全になくなったのが今回のアリーナツアー。
美少年の、浮所くんの、「美少年6人で」っていう覚悟をやっと、やっと感じられた。
今回なにか特別な言葉や行動があったとかじゃなくて、広いステージで堂々とパフォーマンスする美少年の姿がそう感じさせてくれた。
アリーナに立つ美少年を目の前にして、私はこの瞬間を見るために今まで応援してきたんだなって感じたし、この6人じゃなきゃだめ、って初めて思えたのが本当に嬉しかった。
幸せそうな顔でアリーナを見渡す浮所くんの姿はきっと一生忘れない。その姿は紛れもなく"美少年の"浮所飛貴であって、浮所くんの幸せを願ってきた私が見たかった大好きな大好きな浮所くんだった。
「浮所くんが好き」から「美少年の浮所くんが好き」にやっとなれた。
これまで浮所くんのファンになれてよかったとは何千回と言ってきたけど、これからは美少年のファンになれてよかったなって何万回も思うんだろうなって。
龍我くんが最後の挨拶で、「ファンの皆さんが胸を張って美少年を好きって言えるように、ファンの皆さんに恥をかかせないように頑張ります」って言ってくれたね、今私は美少年のファンでいることに誇りを持ててるし、胸を張って美少年が好きだって言えるよ。
「好き」に正解なんてないと思ってたけど、今回私は私の中で「好き」の正解を見つけられた気がした。
オレンジ色のペンライトのお話
「僕なんて最初、オレンジ色のペンライトがなかったんです、美少年のグッズで」
アリーナツアー初日の挨拶で、目に涙を浮かべながらあのペンライトの話を始めた浮所くん。
「オレンジがない中で、ペンライトにセロハン貼ったりしてオレンジにしてくれたファンの子がいて」って泣きながら言う浮所くんを見て、当時のあのオレンジ色がどれだけ浮所くんの励みになっていたのかを改めて知った。
浮所くんのことをちゃんと見てるよ、浮所くんを応援してるファンはここにいるからねって、浮所くんに伝えたくて作ったあのオレンジ色は、しっかり浮所くんに届いてたし、何年後かの浮所くんの心にもずっと残ってるよって当時の私に教えてあげたい。
あれから浮所くんのファンが一気に増えて浮所くんがどんどん遠くなっていく気がして、私一人がオレンジ色を振るのをやめたところで変わらないんじゃないかって寂しくなることがあった。
実際浮所くんにとっては大したことじゃないかもしれない、それでも私が今オレンジ色を振り続ける理由は、浮所くんにありがとうを届けたいから。
私は今まで浮所くんの存在に何度も何度も助けられてきたのに、私が浮所くんにしてあげれることはほんのちっぽけで。どうしたら浮所くんに想いを届けられるのかなって考えた時に、限られた中で私と浮所くんを繋いでくれるのがオレンジの光だなって思ったの。
今回浮所くんの言葉を聞いて、私たちが照らすオレンジの光がそのまま浮所くんの幸せに繋がってるんだなって強く感じた。だから、これからもオレンジ色のペンライトを振り続けることで、浮所くんに伝えたかったたくさんのありがとうを届けたい。
浮所くんが何年もオレンジペンライトの話をしてくれるように、オレンジ色は私にとっても本当に特別なの。
何色のセロハンを入れて何色に光らせたらオレンジに見えるかなって研究してやっと浮所くんにオレンジ色を届けられた2018年の夏も、ペンライトのボタンを押せばオレンジ色に光ってくれる感動を一緒に噛みしめた2019年の夏も、テレビ越しにオレンジペンラをぶんぶん振り回した2020年の夏も、2年ぶりに浮所くんの前でオレンジ色を振ることができた2021年の夏も、全部ぜんぶ、浮所くんへの想いが詰まった大切な思い出で。
そして2022年の春、会場いっぱいに広がるオレンジ色の景色を浮所くんと見れたことが、一番の思い出になった。
私は変わらずどんなときでも浮所くんの幸せを願ってるし、浮所くんが笑顔でいれる環境を守り続けたいし、浮所くんのことを大好きって言ってくれる人がもっともっと増えてほしいと思う。
一人でも多くの人とオレンジの光を灯して、みんなで束ねたオレンジ色の光を浮所くんに届けたいと願うよ。
美 少年がこの6人で本当によかった。
浮所くんに付いていけば大丈夫、美少年を信じて付いていけば間違いないって思わせてくれてありがとう。
これからもずっとずっと、
美少年が6人でのびのびと輝ける優しい世界でありますように。